Monthly Archives: 7月 2010

インドでの観光業の流行の一例

インドでも最近は中流層が増えるに従って観光業が盛んになっています。国内旅行という面から考えると、旅行が好きな自分などからしてみると、インドはかなりいい条件を持っているように思います。何せ、隣の州に行ったらもう言葉が通じないとか、そういう世界ですから。違いを探しに行く、というのが旅行の大きな楽しみであるとすれば、それが国内で割合簡単に実現できるというのは羨ましい感じもします。もっとも、その裏には国民統合についての苦労などたくさんの問題があるので、そんなに単純な話でもありませんが。 http://www.hindu.com/2010/07/30/stories/2010073057910100.htm それはさておき、今回はその観光についてです。南インドで観光地として有名なカルナータカ州のクールグで、無認可のホームステイ業者がたくさんいるという話です。今、「クールグ」で検索したときに日本語でもそれなりに情報が引っかかったので、日本でも一部で注目されているのかもしれません。ここは豊かな自然が見所のようで、コーヒー農園の見学などもできるそうで、なかなか面白そうです。ただ、この記事を見ていると宿選びは慎重にしたほうがいいように思えますが。この記事のなかに出ているホームステイ先を紹介するサイトは見ているだけでも楽しくなります。

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ザーキル・フサイン・コレッジが名称変更

こんにちは。今日はインドの教育に関連のあるニュースを取り上げたいと思います。 http://blogs.hindustantimes.com/capital-closeup/2010/07/28/revival-of-delhi-college/ デリー大学(Delhi University)に属するコレッジであるザーキル・フサイン・コレッジがザーキル・フサイン・デリー・コレッジに名称を変更するという話です。このコレッジは長い歴史(1792年に起源を辿れる)を持ち、かつてデリー・コレッジと呼ばれていたのですが、1975年にインド三代目の大統領であり、教育者としても有名なザーキル・フサインにちなんで、ザーキル・フサイン・コレッジに変更されたということです。ただ、当時もこの変更は歓迎されていなかったため、当時学生だった人々の間で歓迎の声が上がっているとのことです。この記事では触れられていませんが、wikipediaによると、この学校はインド近代教育史を語る際にも重要なようです。ウルドゥー詩人として有名なミルザー・ガーリブがここの教員になっていたかもしれない、というのも興味深いです。 せっかくなので、インドの大学制度について少し触れておきます(というより、むしろここからが本題かもしれません)。インドはイギリス式の教育制度に則っているので、コレッジとユニバーシティは違う組織になっています。具体的には学部レベルだと、ユニバーシティは試験を実施したり、学位を与える役割を担っていて、実際の教育はそのユニバーシティに認定された各コレッジが行っていることが多いです(試験は共通)。ただし、ユニバーシティが直接行っているところもあります。また、大学院レベルになるとユニバーシティが直接教育を行うことが多いですが、コレッジで担当しているところもあります。今回の話題になったザーキル・フサイン・コレッジも修士レベルまで教育を担当しています。ちょっと複雑です。 ちなみにデリー大学には何十ものコレッジが所属しています。実際に数えてみようと思ったのですが、多くて途中で嫌になってやめてしまいました・・・ 興味がある方は直接ウェブサイトを見てみると面白いかもしれません。参考として、デリー大学のウェブサイトを紹介して終わりにしたいと思います。 http://www.du.ac.in/index.php?id=4

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マールティ800が未だ人気

こんにちは。今回からはニュースも取り上げていきたいと思います。 http://business.bhaskar.com/article/maruti-800-is-still-favroute-among-public-1195847.html 日本でインドビジネスを語るときに必ず言及されるマールティ・スズキ(旧マールティ・ウッディヨーグ)ですが、その象徴とも言えたロングセラーのマールティ800が未だに売れているという話です。排ガス基準に適合しないということから、適合しない自動車を販売できない全国の13の大都市のショールームからは姿を消し、販売もしなくなったけれども、それ以外の場所では未だによく売れていて、ジャンムー・カシュミールのシュリーナガルではウェイティングリストもできているほどとのこと。それ以外にも現在よく売れている車はもう10年以上経ったものばかりだとのこと。付加価値より、基本的な機能を備えたものをできるだけ低価格で欲しいという消費者がたくさんいるということなんでしょうか。以前日本でも話題になったターターのナノもそんな感じですし。ちなみにマールティは段階的な生産終了段階に入っているようで、完全に終了したときには大きく報道されそうな気がします。

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在外インド人・インド系住民

こんにちは。今回の話題は印僑とも呼ばれるインドの外に住んでいるインド人、インド系住民についてです。昨今、世界中で高い技能を持つインド人が活躍していることが話題になっています。割とインドの存在感が薄かった日本でもこのことが語られる機会は増えてきているように思います。例えば、日本貿易振興機構(ジェトロ)が出している雑誌「ジェトロセンサー」の2010年3月号でも「在外インド人ネットワークを徹底活用する」という題で特集が組まれています。もっとも、この特集でも触れられているように、海外に働きに行くインド人は行く地域によって職種や住む期間などに差が見られるのでかなり多様な現象であるといえます。 さて、そのような勢いに乗ってかインドも国の政策としてインドの外にいるインド人のための省を作っています。その省は非在住インド人省(Ministry of Non-Resident Indians’ Affairs)として2004年5月に設立されてから、同じ年の9月に在外インド人省(Ministry of Overseas Indian Affairs)と改名されて現在に至っています。この背景には仕事のために海外に行っているインド国籍保持者だけでなく、別の国の国籍を持っているインド系住民も活用していこうとするインドの戦略が伺えるように思います。この省のウェブサイトを見ると、国別のNRI(Non-Resident Indian非在住インド人)とPIO(Person of Indian Originインド系住民)別の人口や、PIOカード(持っていると、他国の国籍を持っているインド系移民がインドに関わる際に様々な便宜がある)の発行についての情報提供など様々な情報が載っており、現在の世界中のインド系住民の状況を伺うことができます。

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SAARCについて

早速ですが、始めようと思います。今回は南アジアの地域内でのつながりについてです。 インドには英語が堪能な人が沢山いて、それがビジネスにおいても強みになっているということは常々言われています。 これはインド国内どこでも通じる言葉が現在英語しかないこと、英語が教育があることを示すステータスとして機能していることなどからそうなっていると考え ることができます。 このような状況なので、現地の人が使うために、英語で書かれた本が本が沢山売られています。それで、その本の裏側を見てみるとちょっと見慣れないようなこ とが書いてあるときがあります。大体こんな感じです for sale in India, Bangladesh, Bhutan, Maldives, Nepal, Myanmar, Pakistan and Sri Lanka only インドなどで売られている本は値段がアメリカやイギリスで売られている本に比べてかなり安いので、地域限定で売っています。日本でも以前アジアで売られて いる日本のポップスのCDが日本に輸入されて安く売られるのでは、と問題視されたことがありました。 それはともかく、ここに書かれている国の名前に注目してみましょう。地理的に固まっている、かつてイギリス領だった、あるいはそれに近い関係にあった国の 名前が並んでいるのに気づくのにそう時間はかからないのではないかと思います。そして今回取り上げるのは、ほぼ上記の国々と一致する地域協力組織 SAARCについてです。 SAARCとはSouth Asian Association For Regional Cooperationの略で、日本語では南アジア地域協力連合と訳されています。現在は八ヶ国からなっており、上記の国々からミャンマーを抜いて(でも ミャンマーもメンバーとして加わりたいという意思は表明していて、インドはそれを支持しています)アフガニスタンを加えた構成です。1985年に発足して それなりに歴史はあるものの、ASEANほどには活発に活動できていません。しかし、近年になって南アジア自由貿易圏(SAFTA)の枠組合意が見られる など、興味深い動きもあります。現在、地域内での貿易はそれほど活発であるとはいえませんが(とはいえ、インドの物資がドバイなどを経由してパキスタンに 結構入っているという指摘も様々なところでなされています)、この地域内での貿易の活発化に向けての動きは、インド進出を考えている方々にもいいニュースであるように思います。

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はじめまして

こんにちは。このブログではインドについて政治・経済から文化まで幅広い話をしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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